子どもの貸す・貸さない問題

娘に愛を手渡す

( ̄▽ ̄親としては貸してあげれる子になってほしいよ
・・・(==う~ん
( ̄▽ ̄イジワルとかケチな子だと思われるし
・・・(==;うう~ん
( ̄▽ ̄貸せる子の方がよくない?
・・・(==;半分そう思うけど・・・

お友達にオモチャを貸せる子が良いの?

お友達にもおもちゃを貸す・貸さない問題は2歳ごろから5歳の現在も私は悩み続けてます。
2・3歳ごろまでは子どもがお友達にオモチャ(公園のブランコとかも含む)を貸せなくても親が「ごめんねぇまだちっちゃいから貸せないの」と言えば済んでた問題も5歳くらいなると問題が複雑化してくる。

娘にとっても新しいオモチャだから娘も貸したくない
でも娘より小さい子が貸してと言っている
ここで貸さなかったら感じ悪くないか?
まわり(ママ友とか)にどう思われるか?
貸してあげられる子が良い子

この辺考えて
「貸してあげよう?小さい子が待ってるよ?ね?」
とかうまい事娘を言いくるめてオモチャを貸したりする。。。。。これ、東京の時の私なんですけどね 私、、、なんの為に娘言いくるめてまでオモチャ貸してたの?

そもそも貸さないとイジワルってもの親の思い込みでは?最近知り合った人にもし婚約指輪貸してって言われでも絶対貸さないよね?貸さない選択も当たり前にある選択肢

テーマ:娘の幸せにフォーカスする

ここで貸さなかったら感じ悪くないか?まわりにどう思われるか?
(^^;こんなの私の都合であって娘は関係ない 
公園は公共の場なのでもちろんまわりに気を使う必要はありますが・・・それ以外でまわりの顔色を伺って娘からオモチャをぶんどってまで人に貸す必要はないよね?

自分のモノを人に気持ち良く貸せる人は確かに素晴らしいけど、5歳の娘にそれを求めるのは果たして正しい事なのか?これは娘の為なのか?・・・・・・違うな、これ私の体面保ってるだけだわ

今日は娘の幸せにフォーカスしようと思います。

ちっちゃい子に場所を譲ったり(こっちは他の場所でも遊べるから)、順番でブランコ譲るのは公平だから正しいと思う。

なんでも気持ち良く貸せる子の将来

娘は本当は貸したくないのにいつもおかあさんが貸してあげなよと言う。
本当は貸したくないけど貸してあげたらおかあさんが「えらいね」って褒める。
↓こんな事続けたら↓
自分の本心はさておき自分が我慢するのが正しい姿と思ってしまうのではないか?

昔クラスメイトに居なかった?鉛筆とか消しゴムとか気前よく貸してくれるんだけど全然返してもらえないお金持ちの子。ファミコンソフトとか気前よく貸してるんだけど全然返してもらえない子とかクラスに居なかった?

同僚にいない?本当は早く帰りたいのに頼まれたらNOと言えずに毎日死ぬほど残業してる人。知り合いに居ない?本当はお金貸したくないのに何故かお金ボンボン貸して回収できない人。

( ゚Д゚)私なにしてるの?
私のやってる事ってただのNOって言えない人を作ってるだけでは???

親としておもちゃを取り合う姿を見るのは辛い 気持ち良く貸すくらいの心の広さはもって欲しいと願う気持ちもわかる(でもそれは親からみてオモチャに大した価値がないから、オモチャではなくプラダのスーツを貸して同僚に言われて無理やりスーツに触られたら?この子たちと同じ状況になるよね?やっぱり所有者の気持ちを無視して貸すのは間違ってる)

親として心を3つ入れ替えた私

今までお友達にオモチャを貸すのが正しい姿とか「オモチャを貸せる子=優しい子」とか思ってたけどそれ改めます。こころ入れ替えます。

ひとつ目の心(自分の気持ちを大切にする子になってほしい)
これは貸して良いモノか貸せないモノか判断させる。お気に入りだからどうしても貸せないのかよく考えたら貸しても構わないのか考えさせる。

ふたつ目の心(条件付けて貸す事も出来る事を教える)
娘は「貸す」と「あげる」があいまい。「借りる」と「もらう」もちょっとあいまい(笑)
17:00まで貸してあげる?コレとアレ交換する?一緒に使う?条件を教える。

みっつ目の心(貸さない選択も正しいと認める)←よく考えたら当たり前
貸せないモノがあるのは当たり前(私だってある)ただ、貸せない理由を聞こう

娘の幸せ→自分で判断できる人にする事

確かに自分のオモチャを気持ちよく貸せる子は素晴らしいです。
優しいなとも思うし、立派だなと本気で思う。そんな子が自分の子だったら鼻高々でしょう。
(^^;でもそんなのどうでもいい
私ココロ入れ替えました。

本人がこれは貸しても良い・これは貸せないの判断が自分でできる事
ここにフォーカスすると私もまわりの顔色伺う必要はないし娘の幸せの為に動ける(^^もぅ迷わない)
ゴールはこんな所
・これは貸せないと判断した場合
・優しく断る
・代替え案を出す
・貸せない理由を言う

娘とはこれを目標に貸す・貸せない問題に向き合おうと思います(ちなみに私はお金貸してと言われても^^お金の貸し借りするほど君とは仲良くないと即答で断る人)

最初にやる事は「迷わず娘の気持ちを認める」

1つしかないモノをふたりで使うとか、2つしかない椅子を3人で座るとか、順番を守るとか、譲るとかそんな場面では・・・

①本人の顔見れば貸したいか貸したくないわかるんだからその気持ちは即認める!
(^^そうだよね わかった
②(出来れば時間を稼ぐ)
ごめんねちょっと向こうで待っててくれる?

貸したくないとわかったらケチで結構(^^ごめんねぇこれは貸せないのって私が謝ればいい事。

みんなで遊びたい?ひとりであそびたい?
貸してあげる?いいの?
やっぱ貸さない?大切だから?

お友達になんでも貸せる子は確かに素敵だけど・・・(^^私はそれが正解ではないと思う

娘の宝物(私から見ればどうでもいいモノだけど)をぶんどってお友達に貸す母はもぅ卒業(娘にとってはプラダのスーツだ)

絵本紹介 ほしをめざして

旅の途中にたくさんの道しるべ・・・どの道しるべに従う?

ほしをめざして 作ピーター・レイノルズ 訳 のざかえつこ
わたしたちの まいにちは たびの ようなもの。でも、みちしるべが あちこち むいているときは、どのみちを いけばよいのでしょう? 先に通った人が残しておいてくれているみちしるべ、でもそれに従っていいの?きみはどこへ行きたいの?

この絵本を読んだ時、まるで情報化社会の現在の様だと思いました。
昭和のこうやって育児したから こっち みちしるべを立てましょう。スマホ育児は悪だから あっち みちしるべを立てましょう。スマートフォンの中には様々な先人たちが残したみちしるべ(情報)だらけ(^^;もちろん全部の道しるべに従うなんてできません。でも無数に立てられてるあっち こっちの道しるべ。大切なのは私がどこに行きたいのか?と言う事。無数に広がる道しるべの中から自分に合った道しるべを選びたいし・・・・(^^主人公のように自分の道しるべを自分で見つけたいと思います。

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